ディープ・ブルー 感想
パニックサメ映画の至宝
今回紹介するのはこちらの作品
ディープ・ブルー
製作年はなんと1999年
公開されてから25年も経つが、未だにこの映画を超えるパニックサメ映画は出ていないとさえ言われている
(私はまだサメ映画を網羅していないため詳細は不明。もしも超える作品があるのなら是非とも教えてほしい)
CG技術は発達しているはずなのにどうして、、、??
ということであらすじをドーン!!!
25年前もサメは人間のオモチャだった
悲しいかな
サメを実験動物として扱うのは今と変わらない
本作ではサメのDNAをアルツハイマーの薬として使うために実験をしている
しかし普通のサメでは不十分なため遺伝子操作で脳を大きくした結果、サメの知能が高くなり襲ってくるという展開になっている
この作品からサメをオモチャにしてはいけないという教訓を受け取っていれば、昨今の愛すべきサメ映画は生まれていないはずである
サメ映画の監督よ、教訓を無視してくれて本当にありがとう
ストーリーがシンプルなのも非常に見やすい
予算のため研究は打ち止めだ▶遺伝子操作で研究を急いだろ▶サメの頭がよくなった▶海洋研究所が嵐で閉じ込められた▶よっしゃ人間食うチャンス!パクパク~~!!!
単純明快で無駄のない展開こそがパニック映画を面白くするのだ
サメ映画の監督よ、なぜこの教訓まで無視をしたんだ本当にありがとう(白目)
大事なのは裏切りと迫力
本作を観たことがない方は少ないと思うが、念のためネタバレはあまりしないでおく
(他のサメ映画感想はそんなこと気にしないのだが)
ということであまり書けることはないのだが、見所はやはり捕食シーンと視聴者を裏切る展開だろう
サメに殺されるシーンはどれも迫力があり、「おお!」と感嘆の声が漏れてしまう
やっぱりサメは怖い!海になんかもう行けないよ!!
そう思わせるくらいでないと視聴者は満足できないのだが、本作では見事にサメの脅威を演出してくれている
サメタウロスを見たときは本当にすごいと思ったよ、、、
また、登場人物が出きった段階で、パニック映画好きはきっと同じことをするではないだろうか
「お、こいつが生き残るだろうな」という生存者ダービーである
なんなら死ぬ順番まで予想を始める強者もいるだろう
この予想をいい感じに裏切れるかどうかも作品の面白さに関わってくると私は思っている
事実、私の予想は見事に外れたwww
初めて見る人がいたら予想して楽しんでほしい
物語の途中でも「なぜサメは我々を襲ってくるのか」という問いが出てくる
この問いについても考えることでより楽しむことができるだろう
総評
まだまだ語りたいことはあるのだが、ネタバレしてしまいそうなのでこの辺にしておく
色褪せることのない、むしろ昨今のサメ映画のおかげで相対的に評価が上がり続ける作品
私の好きなサメ映画ランキングTOP3に入る傑作である
観たことない方は是非ともご賞味あれ
オススメ度:★★★★★