“それ”がいる森 感想

今回紹介するのはこちらの作品


”それ”がいる森


2022年公開のホラー映画
かなりの低評価を受けているらしく、、、
果たして本当にそんな作品なのか気になって観てしまいました

なるほどなるほど。。。。
これは。。。。。。
悪くない作品ではないでしょうか!?
大事なのはホラーエンターテインメントということです
ホラーエンターテインメントということです!!!
ということで映画.comよりあらすじをドーン!!!

ここからはネタバレを含みます
もしもこの作品を観ようと思う方がいたらここで帰りましょう












ここからネタバレ!!

期待の仕方が裏目に出たね

低評価の理由は過剰な期待の高さにありますね
作品の売り出し方が悪かったよ
監督さんが「リング」の人と言うことで純粋なホラーを期待してしまった方が多いんでしょうね
その期待値でお金を払って映画館で観たら、怒りの低評価を出すのも無理はない
だってこれ、ホラーエンターテインメント作品なんだから、、、
海外のB級パニック映画を彷彿とさせる作品なんだから、、、、、、
冒頭のお金を埋めている強盗犯が”それ”に襲撃されるシーン
そこでもう気づきますよ、これが純粋なホラー作品ではないことに

”それ”がまさか***だなんて!?

誰が想像できたでしょうか!?
まさか”それ”の正体が宇宙人だなんて!?!?
想定外すぎて笑ってしまいましたwww
なるほどなるほど、だからエンターテインメントなのかとしっくりくる
コッテコテのグレイ型宇宙人が正体だとは、、、、
ぜんぜん怖くないので誰でも観れるという点では優れているかもしれない?

ここが面白ポイントだ!

良質なホラー作品を期待して映画館へ足を運んだ人を裏切ってしまった本作ですが、B級パニック映画として観るとどうでしょうか?
なかなか優れている作品ではないでしょうか??
まずはすぐにその全貌を見せてくれるグレイ型宇宙人
CGのしょぼさはB級だと思えばクスリと笑わせてくれますし、多くの人達を襲撃してくれるから驚異的に映ります
まだ地球環境に順応しておらず、オレンジで撃退できるのも可愛いポイントですww

テンプレとも言えるストーリー展開も安心して観れること間違いなし
常識に囚われて宇宙人を信じられない無能警察官と教頭先生
宇宙人が襲いやすいように学校に泊まるように強制される小学生たち
主人公親子が森で宇宙人を撃退するものの、学校側ではいったいどう窮地を切り抜けるのか、、、
とワクワクしていたら、まさかの朝とともに襲撃を終わらせる宇宙人
これ以上ないご都合展開で素晴らしいですね!
きっと地球環境に順応しきれてないから、地球での活動時間に制限があるのでしょう
もちろんそんなことは作中で語られませんが、そこは視聴者に推理させるという新しい試みですね

視聴した人たち同士で笑いながらお話ができそうなのもいいですよね
「あの相葉くんが主演のホラー映画観た?」
「観た観たwwやばかったよねえwwww宇宙人しょぼすぎwwwwww」
と酒を片手に話が盛り上がりそうな感じがします
まあ、私はこの作品について語り合う友達はいないんですけどね!
記憶に残りやすい作品は素晴らしいものですよ!!

総評

新しいホラー映画(よくあるパニック映画)としては中々のクオリティ
しかしA級作品として売り出されている以上、低評価の烙印を押されても仕方ないと言わざるを得ません
連れ去られた子どもたちは帰ってこない上にたくさんの死者を出した事件の一ヶ月後、なんかハッピーエンド感あふれるエンディングに強引にもっていくパワーはすごい
いや、でも実際に自分とそこまで関係ない人たちが襲撃されても1ヶ月後には日常に戻っているな、、、あくまでも主人公目線ではハッピーエンドに近しいかもしれませんねw
オススメ度:★★