ムーンシャーク 感想

今回紹介するのはこちらの作品

ムーンシャーク



サメ映画界のテラフォーマーズ
一言で表すならこれでしょう!
月にいるのはウサギではなくサメだったのだ!?!?
そもそも月の模様がウサギと言ってるのは日本人だけとかなんとか、、、、
昔の私はウサギに見えなかったので、おそらく見たときの精神状況や知識に左右されるのでしょう
つまり今の私、いや、サメ映画スキーの皆さんが月を見たらサメの模様に見えるかもしれません
ということであらすじをドーン!!!

ここからはネタバレを含みます
もしもこの作品を観ようと思う方がいたらここで帰りましょう












ここからネタバレ!!

開幕”は”フルスロットル

ソビエトが生み出してしまったハイブリッドシャーク
作中では細かく語られてはいませんが、サメと人間を融合して作られているようです
予告動画でデデーンと表示されてるから間違いないですね
この設定ですが、本当にあまりにも細かく語られないのがよろしくないです
おかげで視聴者を置いてけぼりにすることがたくさん、、、
でもアサイラム映画だからいつも通りだね!!!アサイラム作品最強!!

さて、その脅威のハイブリッドシャークですが、冒頭からフルスロットルで暴れてくれます

いいですねえ!
開幕からその御姿をあらわにしてくれるのは素晴らしい!
二足歩行でドタドタと走り回るハイブリッドシャークたち
研究所の人たちを襲いまくり、いつのまにか生き残りは研究者二人だけ
このままでは地球がハイブリッドシャークに襲われて大変なことに、、、
そう思った研究者はシャトルにシャークを誘導して月へと連れて行くことに
す、、、すげえ!!
数十匹はいるであろうハイブリッドシャークが全員ついてきた!?!?
え!?あの狭そうなシャトルの中に全員!?!?!?
きっとみんなお腹すきすぎて正気を失ってたんでしょうねえ
無事に全ハイブリッドシャークを月へと連れて行くことに成功しましたwww

時は流れて現代

あっという間に40年の時が流れて現代
NASAの宇宙船が月へと飛び立ちます

2024年ですが、当然我々のいる世界とは違います
ハイブリッドシャークを生み出すくらいですから、技術力には相当の差があります
だから驚きの軽装で宇宙に向かうことができるわけですねえ
これ、決してツッコミどころではありませんからね!
当たり負けのことだから作中で説明してないだけですよ
時間がもったないからね!!
(いつもの無駄な尺稼ぎアサイラム会話をしなくてはいけないので)

アクシデントを乗り越えて月の裏側へとたどり着いた一行を待ち受けていたのは、、、

出ました!ハイブリッドシャーク!!!
だ、、、だめだ!!
戦闘する準備なんてしてるわけがない!!おしまいだあ!!!!
そう思ったその時、いきなり地面が爆発!?!?
謎のトラップが仕掛けられていた!!???
なんと40年前に月にハイブリッドシャークを連れて行った研究者と、捨てられたハイブリッドシャークのアクーラがそこには居たのだ

彼女は人の姿をしていますが、れっきとしたハイブリッドシャーク
なぜ人型なのかは当然語られませんwww
だって時間の無駄(ry

息切れによる急速な落ち込み

これはサメ映画界ではよくあることです
本作も息切れにより、ちょっと退屈な時間が続きます
私が仕事終わりで視聴していたということもあり、中盤はうつらうつらとしてしまいましたね
重力の軽さを演出するためのフワフワ戦闘
急に予算が無くなってしまったことが伺える雑なCG
ハイブリッドシャークの長「ツァリナ」とアクーラのやり取り
ある男の命を賭した活躍
数多くの見どころはあるのですが、いかんせん迫力が足らない
私がサメ映画に一番求める要素、勢いが圧倒的に少ないのです
普通のB級サメ映画かあ、、、
そう思っていたのですが最後にとんでもないものが待ち受けていました

え!!??!?!?は!!!????!?!?

眠気を吹き飛ばす驚愕の展開!
何が起きたのか本当にわかりませんでしたwww
気がついたら月から地球に戻っていたのですから
本当です
これは本当にあったことです
ちゃんと起きていました
うつらうつらしていましたが、ちゃんと見ていました
もう一度いいます
気がついたら月から地球に戻ってきていました!!!!ミニハイブリッドシャークが生まれていました!!!!!

すみません、少し落ち着きます
巻き戻して見たらなんとか理解ができました
伝わるわけはないのですが、一応文章にして残しておきます

文明を発達させたサメの居住区にシャトルで特攻する研究者
▶それを察したシャークの長ツァリナが、対峙していた人間二人とアクーラをジンベエザメハイブリッドシャークに向かってぶん投げて丸呑みさせる
▶特攻は成功して大爆発し、火山も大噴火してハイブリッドシャークは全滅
▶ジンベエザメハイブリッドシャークは丸焦げになるも、噴火によるパワーで月から地球の海へと着水
▶丸呑みされていた三人はお腹の中から出てきて、事前に呑み込まれていたゴムボートに乗り込む
▶アクーラは単為生殖ができるため、ミニハイブリッドシャークを産んでしまう

、、、、、、

これ、本当ですからね??
多分これを読んだ後に本編を見ても理解が追いつかないでしょう
サメ映画レベルが高くないとここはついてこれません

総評

決して普通のB級サメ映画ではなかったです
さすがアサイラム作品と拍手喝采
誰だ!勢いが足りないと言ったやつは!!!
勢いでしか語られてないぞこの作品は!!!!!
細かい設定にツッコミを入れていては体力がもたない
あるがまま、見たままを受け入れて楽しむことがサメ映画では重要なのです
オススメ度:★★★