ブラックパンサー 感想
実は深い話だろこれ!?

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第18作目はこちらになります
ブラックパンサー
シビル・ウォーでしれっと登場していたブラックパンサーの単独作品
本作内での他MCU作品とのつながりは薄いため、シリーズ未視聴でも受け入れやすい
かなり面白い作品だったが、ブラックパンサーことティ・チャラを演じた「チャドウィック・ボーズマン」さんは亡くなってしまったとのこと
続編出てくれると嬉しいが果たして、、、

舞台はアフリカの架空の国:ワカンダ
スーパー鉱石のヴィブラニウム(キャプテン・アメリカの盾の素材)で繁栄を極めているが、世界にはそのことを秘密にしている国
科学力が凄まじく近未来的なワカンダ国全体を、ホログラムみたいなもので覆いカモフラージュしてるんです
だから世界はワカンダという国の本当の力を知らないという設定
アフリカの部族的な部分(儀式とかを重んじる感じ)とハイテクノロジーの組み合わせってなかなか無いよね
前MCU作品までは軽いノリと勢いが目立っていたが、今作はかなり真面目なもの
アフリカが舞台で黒人ヒーローが主人公ということもあってか、差別・迫害などの世界的な問題がシナリオの根幹になっています
(そういえば主人公は国王だわ、、、そりゃ真面目にもなるよなw)
今作はそれに対してどう立ち向かうかでワカンダ内でいざこざが起きてしまうわけですが、、、
また、活躍する女性キャラが多いのも特徴的で、男女平等といった問題に対しても意識していたのかなと思ったりしました
設定、シナリオ共に重めだけどド派手なアクションとバトルはもちろん健在
久々にじっくりと見入ってしまうようなMCU作品でした!
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ワカンダの技術力半端ないです
ブラックパンサースーツだけではなく、車や戦闘機の遠隔操作
さらには医療技術
すべてが超ハイテクノロジーの超文明国
でも閉鎖的で超保守派
なんでこの国が世界に対してもっと干渉しないんだろう?
困っている人がたくさんいるのに、、、
という考えからワカンダへ反旗を翻したのがキルモンガー

ちょっと甘い見方かもしれませんが、彼は彼なりに世界を変えたいと考えていた気がします
というか感情移入してしまう悪役なんよな
やり方が過激だけどね。超過激派です
ここで超保守派VS超過激派の対立が生まれる
彼はそれくらいやらないと世界は変わらないと信じていたんでしょう
ですが暴力からは暴力しか結局は生まれないんです
私はそう思います(・_・;)
こうしてみるとやはりこの作品は差別・迫害や難民問題などに対して意識してほしいというメッセージが込められている気がします
しかもその問題への考え方も色々あって、なかなか分かり合えなかったり、ときには対立したりする
最後に閉鎖的だったワカンダが公の場に出てきたのも、そういった問題に取り組んでいくことが必要という意味合いがあるような
考えすぎか、、、?
なんかそういったメッセージ性があるような作品
深いな、、、
考えすぎか、、、、、、???
何も考えないで見ると
シュリちゃん無邪気でかわいい(*^^*)
オコエさん強すぎでは?ただの人間じゃないの??
ブラックパンサーかっこええんじゃ!!!!!
ということで続編期待してる!
ワカンダの技術力があればシュリちゃんが無双するような話もいけるでしょ!!!