シャーコーン! 呪いのモロコシ鮫 感想
カルト集団とは時としてサメよりも恐ろしいものである

今回紹介するのはこちらの作品
シャーコーン! 呪いのモロコシ鮫
モロコシ畑を泳ぐサメが暴れまわる!
なんてことは決してない作品でしたwwww
それではあらすじをドーン!

ここからはネタバレを含みます
もしもこの作品を観ようと思う方がいたらここで帰りましょう
ここからネタバレ!!
予想を裏切らないZ級
明らかにやばそうな香りのするタイトル、あらすじ、そして予告動画
すべてがZ級を予感させますが、決してその予感は外れません
しっかりと!Z級!!
サメ映画マスターを目指す人、友達と酒を飲みながらバカにして観る人たち、これらの人種にしかおすすめできない作品です
しかし逆に言うとまだおすすめできるレベルではありました
ツッコミどころ?は意外とあったのでww
それでもこの105分は長かった、、、正直途中で寝てしまったのである
私もまだまだサメ映画マスターには程遠いということなのであろう
精進するのみだ
サメ映画なら全てが許されるとでも?
そう、許されてしまうのだ
なぜなら我々みたいな人種が存在しているからである
意味のわからんストーリー、どう見てもおもちゃな手榴弾と死体の骨、手作り感あふれる映像
しかしそこにシャークの文字があれば我々は許してしまうのだ
この界隈の闇を深くしているのは私達なのかもしれません
想定外のストーリー
本作の見所はここにつきる
サメに襲われるシーンやグロい演出が見所などでは決してない
そんなシーンは存在しないからだ(存在はするが私は認めない)
いや、思い返すとワンシーンだけ存在した
物語終盤のあのシーンだけは勢いがあって最高だった
いきなりヘリを飛ばすギャングが現れたのは、あの演出のためだったのだろうと納得してしまった
ストーリー的にはまったくの不要だが、、、
話を戻して、この作品はあらすじにある通り邪教集団が軸として物語が展開される
私がよく遊ぶ新クトゥルフ神話にもよく出てくるあの邪教集団
彼らはサメの神チチマトゥルを信仰しており、その神を復活させるために暗躍しているのである
サメの顎を使って何百人も殺しているのだ
とんでもないキルペースだがそんなことを気にしてはいけない
ストーンヘンジを介して神と対話しているくらいなのだから捕まらないのは当然なのだ

そんな超極悪邪教集団が暴れているだけではなく、なんとモロコシ畑にはあの有名なビッグ・フットまで存在している
もう無茶苦茶だよ、、、
ビッグ・フットがいるのはもうおかしなことではない
それよりもサメ、ビッグ・フット、邪教集団、サメの神を1作品に寄せ集めてしまったことが問題なのだ
当然のごとく物語はヒッチャカメッチャカになり、そのおかげである意味見ごたえのある作品になっている
かもしれない
多分、、、いや、気のせいかもしれない、、、
総評
愛すべきZ級映画
それがこのシャーコーンである
改めての注意喚起だが、普通の人は見ないでほしい
中盤をすべてふっとばしていきなり終盤を流すのは面白いかもしれないが、、、、
登場人物が8割太ってるのはなんとかしてほしいし、せめてお色気ガールは美女にしてくれと声を大にして言わせてもらう
オススメ度:★★